松本クラフトピクニックの2日間が終わった。
天気予報では雨が心配されたが、どうにか1日持ちこたえた。
遠方からいらっしゃったという方との加工しながらの談話が楽しい。 |
二日目は気温が低いけれど晴れるという予報だったが、ほとんど青空は見られず、風の冷たい1日だった。そんな中でも、随分のお客様が楽しまれていました。
わずかに青空 |
靴べら作り2回目だという方は、さすがにはやい。 |
木曽福島のクラフトイベント「木曽の手仕事市」に行ってきた。木曾福島は、かつて上松技専の学生でお世話になっていた木曽の上松町の隣の町だ。もっぱら知り合いの木工家のところを訪ねてきた。
工房想作家具の下畑さん。かつて、木曽くらしの工芸館の展示会の出店者としてご一緒させてもらったことがあります。 |
「ウッドワークス kintoki」の石田金時さん。 かつて自然の木の樹形を巧みに使った家具に魅了されました。時と共に作風が変ったようです。 |
「工房 楽」の小間さん。独特のデザインに魅了されます。 |
「漆工房 琳」の根岸さん。器をいつつか使わせていただいています。 |
久しぶりに木曽に来て、木曽らしい風景も楽しんできました。
「木曽の架け橋」ではないですが、裏通りを歩いていると同じ風景に目を見張りました。高度感が半端でないですよね。 |
宿場の雰囲気を残している街並みが安らぎを与えています。 |
今までにない暑さが続いていますが、盆を過ぎると秋風が吹くのを期待したいですね。
8月24(土)、25日(日)に八ヶ岳自然文化園でクラフト作家4人の工房市を行います。(雨天中止)
出店工房は、深山工房の他はつぎのとおりです。
・ジュエリー、コーヒーツールなどの金工細工のMAKIBITO METAL ARTS(高木牧人)
・家具など木工の楽遊美(深見健)
・裂織の秋山けさほ
深山工房は、今回、これを機に新作の時計2つを作ったので紹介します。
φ10cmの小ぶりの丸時計です。 置時計として階段の上に置いてみました。 |
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試作で作った時計をガラス窓に貼り付けてみました。 外で作業をすることの多い我が家では何かと便利です。 |
工房市は、八ヶ岳自然文化園のピクニック広場で、10:00~16:00開催します。
これからは個々の人の作業だ。
粗取りした椅子の材料を削り始めた。後ろ足から始めた。
両小口に45mm角の寸法を捻れなく取るように墨を描く。両側の線を繋ぐ面が途中で欠けないことが必要だ。
45mmの角材になるよう水平線を引く |
45mmの矩形になるように縦線を引く。 矩形の残りの線もひく。 |
両小口に矩形を描いたら、それらを繋ぐ面を描く |
最初に柾目の面を2面をはつった。
削りとる面を二本の線を目安に切り込みを入れる。 |
ナタではつっていったけれど、素材が大きかったので鋸の切り込みに沿ってナタを入れて割ってからはつった。ノミで割るのも良いかも。 |
銑で逆目が荒れているのを南京かんなで仕上げた。 |
前足も同様。
両小口に四角の墨付けをして、側面に加工する線を引く |
加工面に鋸で挽き目を入れ、ナタで割りながら粗加工をする。 加工材を固定することが安全に作業する上で重要なので、手持ちの道具を駆使する。 |
あとは、銑と南京鉋で削って面を整えて足の形状加工は終わりになる。
昨年末に敷地の中の太いトネリコの木を伐採した。
伐採したトネリコは直径50cmほどで、木目が比較的素直で木工の素材には良い材料だった。有効利用できないかと話すうちに、仲間で椅子作りをすることになった。
グリーンウッドワークという木工の技術が一部で脚光をあびているのですが、機械に頼らず手作業を楽しむという趣旨なのです。
作る椅子は「ゴッホの椅子」由来の椅子。
まずは、一番長い後ろ足のサイズ90cm程に玉切りした丸太を割って、部材どり。
楔を駆使して、必要寸法が取れるように角材を割る。
参加人数分の後ろ足の部材が揃った。
このあと、前足2本、座枠4本、背板3本、貫8本を取りおえて、1日半の作業が終了した。
つい先日まで雪掻きに追われていたのに、家の周りの雪がすっかり消えて、小鳥が巣箱を覗くようになりました。我々も春先の仕事に追われます。
年末に玉切りまでして、雪に埋もれていた丸太が目障りになってきました。早く薪割りしろと言っているようです。
延び延びになっていた薪小屋の作り直しも、どうにか一つ済ませることが出来ました。
家の中で育てていた野菜のポット苗がだいぶ芽を出して、ハウスでの世話に追われます。
そんな中、アズマイチゲが花を開き始めました。工房周辺では福寿草を除いては、いの一番に春を告げます。
野の花ではないのですが、小ぶりの水仙も花ひらきました。
ダンコウバイの蕾も大きく膨らんでいます。
自分の体も春モードです。外に出かけるべしと要求しています。
そういえば、頼んでいたザック=バックパックが出来たよと連絡があり、受け取りに行ってきました。近所で、手作りでバックパックを製作・販売されているローランさんのものです。
KS ultralight gear https://www.ks-ultralightgear.com/
お願いしたのは、軽いハイキングやキノコ刈りなどに都合が良いサイズで、使っているビクが収納できる大きさです。その割に小さくも使えたり、軽いにもかかわらず使い勝手が良いようにいろいろとデザインしていただきました。いろいろな種類の商品の中のImo packのアレンジです。
早速近くの野山に出かけたいものです。