2020年11月14日土曜日

十二支

 干支(十干・十二支)のうちの十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)はをかつては時刻や方角を表す表現としても使っていましたが、そういう習慣が薄れた昨今では「草木も眠る丑三つ時」 といわれても正確な時刻はピンときませんね。年賀状の季節になると話題になるくらいでしょう。

十二支の時刻を表示した時計を作ってみました。先日の八ヶ岳自然文化園の出店で披露しました。時計の文字板は12時間周期なので、24時間を12に分けた十二支の時刻表示にはしっくりしませんが、昼と夜の時刻表示を重ねて対応しました。子の刻は真夜中、午は昼飯の時間ということになります。正午という表現は今も使われますよね。



 文字はトリマーで彫り込んだあと、黒檀の木を埋めましたが、あまりにも大変なため、2つ目はサンディングで作った粉を飯粒で練った木屎(こくそ)で埋めました。他に使った木はクルミ、ブラックウォールナット、マユミです。

 



 写真では違いがわからないかもしれませんが。

 

 

2020年10月25日日曜日

八ヶ岳自然文化園にて

 ちょっと寒かったけど、晴天のもと八ヶ岳自然文化園でミニクラフト市を開いてきました。

まるやち湖からの八ヶ岳が素晴らしい

 

 深山工房としては、今年最初で最後の出店になるかも。
気持ちの良い場所で気持ちの良い仲間と、とても楽しい二日間でした。


  


深山工房のブース
天候の心配がなかったので、目一杯広げられました。





「石のごとく」立川玄八さんのブース



「MAKIBITO METALARTS」の高木牧人さんのブース



「joliesaison29」菅原美季さんのブース





 すっかり葉の落ちた木、まだ青い葉の残った木、黄色や赤に紅葉し始めた木など色とりどりの変化ある世界でした。

 


2020年10月21日水曜日

八ヶ岳自然文化園での出店

  八ヶ岳にも雪が被って秋も深まってきました。

 


 唐松の紅葉も始まって、山も少し色づいてきました。今週末ごろは八ヶ岳自然文化園の紅葉がピークのようです。

  24日(土)、25日(日)に八ヶ岳自然文化園のピクニック広場をお借りして、クラフト5工房で出店します。出店工房は、深山工房、陶土タイルの atekier YAACHO、金属のMAKIBITO METALARTS、フェルトのjoliesaison29、陶芸の石の如く、です。
10:00~15:00の予定です。天気によっては中止しますが、予報では晴れマークが出ています。

皆さんのご来場をお待ちしています。


 

 


2020年10月11日日曜日

雨がやんで

 台風は予想進路から随分それて南に向かったようで、今日原村は時々日が射す天気。

雨上がりで、家の周りはキノコがあちこちで頭を出した。

 



ハタケシメジにハラタケ。 


食卓は秋の味覚でいっぱい。



2020年10月9日金曜日

出店中止のお知らせ

 10月10日(土)、11日(日)と八ヶ岳自然文化園で出店を予定していましたが、台風14号のため中止いたします。

 

掲示予定だったエンジュの時計

2020年10月2日金曜日

八ヶ岳自然文化園での出店

 今年は規模の大きなクラフトフェアーは軒並み中止となっていて、作品を見てもらえる機会が少なく、複雑な思いです。紅葉も始まって、気持の良い季節なので、八ヶ岳自然文化園の芝生エリア(ピクニック広場)をお借りして、青空のもとクラフト4工房で出店することにしました。10月10日(土)、11日(日)10:00〜15:00です。
深山工房は、時計を中心に一輪挿しやスツールなどを並べます。

他に、陶土細工の 粘土屋きのとり、陶土タイルの atekier YAACHO、金属のMAKIBITO METALARTS、のクラフト工房が出店します。コロナ対策でマスク着用をお願いしているような状況ですが、おおらかでさわやかな空間と我々の作品をお楽しみいただければと思います。
ただ、天気など状況によっては中止することがあるので、ご了解ください。

 

 その時展示予定の作品を少し紹介します。

イチイを薄く輪切りにした文字板をケヤキの板に載せてあります。

 

 
ウィスキー樽を削り、黒檀の切り出した文字を植えました。   ウィスキー樽を削らないとこんな感じに


エンジュの板


スタッキングスツールも




2020年9月8日火曜日

散策

 気晴らしに八ヶ岳自然文化園を散策してきた。

今日は火曜日で文化園は休園だったが、まるやち湖に車を停めて、園内から農場に向かって歩いた。

深山工房の周りは花が少ない季節だが、園内はさまざまな花が楽しめる。

 

サワギキョウ

 

オトコエシ


アケボノソウ

 

ユウガギク

 

ヒキオコシ???


モリノカレバタケ?


ノコンギク

 

ハクサンフウロウ

 

ハギ

 

アサマフウロウ


 アキノウナギツカミ

 

アザミ???


ピクニック広場の菩提樹とシナノキの仲間特有の種


ミソハギ


タカトウダイ?


キツネノボタン?ダイコンソウ?

 



2020年8月31日月曜日

樽で時計

 例年なら盆を過ぎると朝晩は肌寒いほどの陽気になるのですが、今年は相変わらず真夏の暑さが続いています。久しぶりに時計を2種作りました。

 

ウイスキー樽を元の形そのままに表面を仕上げ、ムーブメントを仕込んでいます。


もう一つは、文字板の面を削り込み、黒檀の文字を貼り付けています。ステップタイプのムーブメントに黒檀の時分針と木の葉の秒針です。

 

 工房の中は風が通りにくく、蒸し暑いので、外で樽削りでした。樽は使い回しで随分焼いているので、 銑で削り、炭の層を削り取ります。削り馬の作業台はどこでも使えて好都合です。


 それにしても、そろそろ秋風が吹いて欲しいですね。

 

 



 

2020年8月22日土曜日

夕立

 長い梅雨のあと、雨のない長い日々。今日はアマガエルが元気だった。

 

久々の夕立。畑の土も少しは湿ってくれたことだろう?

 

 

2020年8月9日日曜日

製材

なかなか手のつかなかった丸太の製材。長かった梅雨もあけてジメジメした状態も少し改善されたので、依頼された丸太と一緒に4本製材してきた。軽トラに積んで2往復して製材所に。鋸の入れ方や板幅を打ち合わせしながら挽いてもらう。

製材した木はクリ、タモ、ハンノキ。  
持ち帰って、樹皮を剥き、小口にボンドを塗った。


桟木を挟みながら積み上げて一段落。


2020年8月6日木曜日

小泉山にて

長い梅雨がやっとあけ、不調だった体調も改善されてきたので、足慣らしに小泉山に行ってきた。田道コース急な登りが続くけれど、往復1時間余の運動である。

深山工房周辺の林と違う環境で、いろいろな花やキノコが楽しい。
登り始めるとすぐ白いキノコが頭をもたげていた。ドクツルタケか?


見慣れないキノコが。
どうやらミミブサタケのようだ。黒い塊は老菌で、塊は株状になっているらしい。

おいしそうなタマゴタケだけれど、誰かが蹴飛ばしたのか?

ヤブの中にツルリンドウ

???


登りは、基本林の中の暗い道だったが、山頂は少し開け、天気がもう一つで展望にかけていたけれど、幾つもの花が楽しい。
マツムシソウが柵の中に保護されていた。

アザミが鮮やかな色合い。

ママコナ
オトギリソウ

ハギ


一休みして下り、帰り道は一部別れている道をたどった。
ニカワホウキタケか?

フクロツルタケ

クラガタノボリリュウタケ

それにしても蒸し暑い一日だ。