2021年12月25日土曜日

雪の朝

  年の瀬も押し迫って、本格的な寒波も近くまで来ているらしい。

昨夜は低気圧が通り過ぎた影響で、雪になった。薄っすらではあるけれど、雪かきダンプの出動する積雪だ。めずらしく湿った雪だった。

 



2021年12月15日水曜日

手押しカンナ盤のメンテナンス

 テーブルの天板加工を始めたので、刃の交換に先立って、日頃気になっていた手押しカンナ盤の定盤の調整を行った。

普段あまり気にせず使っていたが、送り先の定盤と手前の定盤の平行が若干狂っていた。2つの定盤のそれぞれの刃口での高さが違っていて、何度か削ると、左右の片方がたくさん削れてしまう。また、手前の定盤が送り先の定盤に対して手前が上がっていると、前ばかりが削れてしまうことになる。 


 

ということで、まず刃口の位置での調整をする。
カンナ刃は送り先の定盤に対してつら合わせをするので、送り先の定盤を基準に左右の高さを確認する。ダイヤルゲージが無いので、直定規とシックネスゲージで寸法を見る。やはり高さが少し違う。


定盤は両端4箇所のカミソリ台の上に載っているので、カミソリ台の位置で高さ調整をする。
刃口側の左右の高さを調整したいのだが、こちらは左右2つのカミソリ台が一体のベースになって本体にボルト止めされている。 カミソリ台を前後方向に移動すると定盤の高さが変わるが、片側だけ高くすることは出来ない。仕方なく、低い方にカミソリ台ベースの下にシックネスゲージを挟み込んで送り先の定盤と高さを合わせた。


手前の定盤の手前側(端側)のカミソリ台は左右別々に本体に固定されているので、個別にカミソリ台を移動することで高さを調整でき、送り先の定盤との平行度を調整することができる。定盤の状態によっては、左右の高さを変えると、むりやり定盤をねじらせることになるわけで、心もとないけれど、結果的には、両側の高さ調整をすると板の削れ方は随分改善された。


さて、目的とする作業のためのカンナ刃3枚の交換をして、一段落。

 

 

2021年11月30日火曜日

置き時計スタンド

  時計にすると面白いだろうと思ってしばらく保管していたクワの板が2枚あった。
今回やっと時計に仕上げた。板にしてから少々日が経っているので日焼けして、削ったときの緑がかった黄色から、やや色が濃くなっている。

その1

その2

 小さめの板だったので、置き時計サイズである。簡便に置き時計にするのに、今まで裏に丸棒をセットしたりしているのだけれど、やや不安定なこともあって、今回角度を調整したり、しっかり固定したりできるように置き時計用のスタンドを新規制作した。


スタンドはクリの木を使った。
吊り金具にナベネジをひっかけ、ネジを固定した部材と足の部材を回転可能にして、見やすい角度に調整できる。

ついでに、足の接地面には糊の残らない両面テープを取り付け、離型紙を取れば台に固定できるようにしてみた。

 

 

2021年11月21日日曜日

小皿

  和菓子の楊枝を展示する目的で、自家用に使っている木の葉の小皿を置いていたら小皿の方の注文をいただいた。

 


 菓子楊枝はシタンやタガヤサン、アサダなどの硬い木を使っていて、和菓子を切りながら食べていただくのに都合が良い。小皿との組み合わせで菓子をいただきながらお茶をするとほっこりする。

 

小皿は、今回はクルミの木で作った。
 

 

2021年10月30日土曜日

防寒対策

  木の葉も大分散って林が明るくなってきました。一方、日一日と冷え込んできて、冬に向けての対策も忙しい季節です。朝晩の薪ストーブはもう欠かせません。

家の断熱性能は窓から逃げる熱の割合が大きいというので、ずいぶん昔に譲っていただいて長いこと眠っていたガラスを使って通常のペアガラスの窓の外に更に窓を付け足しました。

南側の大窓は、ガラスを4枚使って、長さの足りない分を更に上に付け足しました。

 

 西側の掃出し窓は、いろいろなサイズのペアガラスがあったので、パッチワークで桟に苦慮しながら組み込みました。

寒さが厳しくなってきたら、西側は視界を犠牲にして更にポリカの中空板を内側に取り付けます。霜が降りて木の葉が大方散ったら、来年の冬の薪の段取りが待っています。

 

 

2021年10月12日火曜日

クラフト市を終えて

 気持ちの良い季節に好天に恵まれ、久しぶりのクラフトフェアー出展で楽しい3日間でした。八ヶ岳自然文化園としては少々風が強かったですが、コロナウイルスを追いやってくれたかも。
久しぶりに行き会えた方も多く、最高でした。やはりアウトドアーの催しは性に合っているようです。

 


 



2021年10月8日金曜日

八ヶ岳クラフト市初日

 八ヶ岳クラフト市がスタートしました。目一杯の青空でした。


 
朝日が眩しい季節です


我がブースから見える北八ヶ岳も登山日和


テントの前のシナノキに実がいっぱい付いていて紅葉も始まっています。 



2021年9月29日水曜日

八ヶ岳クラフト市2021秋の市

 コロナ感染者の数も少なくなってきて、全国の緊急事態宣言も解除されるということで、10月の八ヶ岳クラフト市もいろいろな感染対策の上実施される予定です。深山工房も参加いたします。8日(金)〜10日(日)10:00〜16:00です。

深山工房の出展場所は50番、まるやち湖側からレストランに向かう道の脇、一番外れに割り当てられています。昨年末以来のイベント参加ですが、時計と一輪挿し、しおりなどを出します。感染対策で種々気を使うことと思いますが、お立ち寄りください。

 

エンジュの木の時計

 

 


2021年9月4日土曜日

スマフォスタンド

 携帯は、長いことガラケーを使ってきましたが、サポート終了でいよいよ使えなくなったのでスマートフォンに変えました。そんな関係での仕事です。
お客様の要望で何種類かのデザインのスマフォスタンドを作ってきたのですが、改めて自分なりの使い勝手をもとに新規にデザインしてスマフォスタンドを作って使っています。

 

 作業机でパソコンを使うように、上から見て操作する状況では30度程度の寝た角度に設置します。


 モニターを見るように目線と同じ高さで見やすいように、また、ビデオ会話などの場合に対面して使うよう立った姿勢の設置も出来るようにしています。


コネクタの位置の関係で充電時に横置きして使います。




こんな外観です。


2021年8月30日月曜日

珍客

 時たま工房に蛇が入ったり、ネズミが入り込んだりがある。
今日は工房玄関に動くものが見えた。すわネズミかと思いきや、


 背中に黒い筋が見えた。そう、ヤマネの子供が動いていたのだ。ここで生まれ育ったとは思えないけど。
外に出してあげると、しばらくじっとしていたが、一匹が林に出ていき、他の兄弟もいつの間にかいなくなっていた。数時間後、建物のまわりを歩き、爪を立ててハンノキに登っているのが見えた。元気に成長できると良いのだけど。



2021年8月25日水曜日

秋の花

 去年の原村八ヶ岳マルシェで購入した黒小豆が畑で実っています。
あでやかな花と意外な形のさやに感動しています。


 

 一方、家のまわりではタムラソウが咲き始め、古樽を使った一輪挿しを作って飾ってみました。


2021年8月3日火曜日

2021年8月1日日曜日

リフォーム

 コロナの感染が全国的にこれまでにない勢いで広がっていて、それにもかかわらずオリンピックのお祭り騒ぎ、それも政権は守らせるつもりがあるのか無いのか、形ばかりのルールを作って、感染拡大も為す術なく見守るばかり。この先どうなることやら。

 コロナ禍でたっぷり時間があるので、家のリフォームをしています。工房テラスの戸の入れ替えがやっと片が付きました。

 


 戸の間の隙間が少なくなったので、蜂や鳥などが入り込んで困ることが少なくなるかと思います。戸の動きも少し滑らかになったので、開け締めしての換気も良くなって過ごしやすくなりました。

自分の家の変化はわずかですが、近隣の住宅建築の勢いは激しく、家のまわりの様子もどんどん変わっています。そんなわけで、なかなか手のつかなかった深山工房のHPの地図も新しくしました。

 

 

2021年6月27日日曜日

テラスの戸の製作

 相変わらず新型コロナの収束は期待できなそうです。そんななかで、時間にゆとりがあるので、工房周りのリフォームをしています。

玄関の網戸が、開閉を行う重りに繋がれた4本の糸が劣化して切れ、使いづらくなっていました。網戸のロックを外すと重りの力で閉まる機構になっているのです。その糸を取り外し、釣り糸に変え、更にガイドレールを木でしっかりしたものに作り変えて、使いやすくなりました。めでたしめでたし。


 とはいうものの、開け閉めの調子が良くなった反面、木で作ったガイドが足元に出っ張っているので、要注意です。


 リフォームの次は、テラスの外回りの戸の製作です。民家の取り壊しの際にもらってきた種々の障子戸を改造して使っていたのですが、強い障子紙とはいえ、破れやすく、統一感もなかったので、今回は障子戸を硝子を嵌めるように改造しています。

障子紙を取り去って、これから枠付け。
雪見障子の下半分は硝子入りでそのまま使用。

敷居や鴨居の溝も再調整して、製作の終わった戸を、やっと半分取り付け終わりました。

黒枠部分が新規製作の戸

ほっと一息。




2021年5月1日土曜日

森の中のクラフトフェアー2021

   先日、参加予定だった「森の中のクラフトフェアー」の出展案内が須坂アートパークから届きました。去年はコロナ禍で中止になって、今年は5月15,16日に改めての開催予定でした。

 

 

 この間、期待半分、コロナの不安半分の日々でしたが、益々感染が広がる中、やはり中止の通知が来ました。 パンフレットなど折角準備をしっかり進めていただいたのですが、須坂でも連日感染者が出るし、全国的に大変な状況で中止にせざるを得なかったということです。諏訪圏でも長野県のレベル5の状態だし、残念ではありますが、当然の判断でしょう。
松本クラフトフェアーも中止ということですし。

 こんな状況の中、まだオリンピックの準備が進められていますが、とてもまともな対応ができない規模のオリンピックこそ早々に中止の決断をしてほしいものです。

 

こんな時計も展示予定でした。



 

 

2021年3月25日木曜日

春本番

 例年は4月になって見つけるアズマイチゲの花だけれど、この冬が暖かかったせいか早くも花が開いている。

 


 16日には最初の一輪が咲いていた。気温が上がるとともに一輪が開き、夕方になると花を閉じた。



 春のクラフトイベントに向けいくつかの時計を製作してきました。といっても、コロナの感染がまたまた広がってきてイベントもどうなることやら。
そんな時計の一つが、この度新居に移られる方に気に入っていただいて 使われることになった。長年温めていたエンジュの木を使った置き時計である。




   

   

2021年2月13日土曜日

今年も福寿草が開花

  今年の冬はやはり暖かい。数日前に積もった雪もたちまち大方融けた。
一日中氷点下という真冬日はほとんど無いし、今日も3月並みの陽気。

福寿草もすっかり春の気分だ。

 

数日前






一時の積雪





感染症も春めいてきて下火の様相も見えますね。
春のクラフトイベントはどんな具合になるのでしょうか。

 



 

 

2021年1月13日水曜日

積雪

 そろそろかなと思っていたが、積雪の朝。10cmほど。


 

2021年1月1日金曜日

今年もよろしくお願いいたします。

 あけましておめでとうございます。
昨年はコロナウィルスに撹乱され、社会のあり方を考えさせられる一年でした。年が変わってもまだまだ厳しい世相が続きそうです。
足元を見つめ直し、「もっともっと」でなく、足るを知る生活を大事にしていきたいと思っています。

年の暮れの積雪は大分消えた