2026年8月1日土曜日

座卓を食卓テーブルに

   一畳余の大きな座卓を高さ70cmのテーブルにしたいというので、脚を作り替えることになった。

 脚は蟻ホゾで組まれたもので、次のものだった。 

座卓の脚

座卓の足の高さ30cm、天板の厚さ55ミリ。蟻ホゾで天板に嵌め込んであったので、同じ寸法の蟻ホゾを加工して脚を付け替えることにした。重量感のあるテーブルなので、4寸以上の角材を用意することにした。
適当な材料が無かったので、長年放置しておいたイチイの丸太から切り出した。

 

 

 手押し・自動と鉋盤をかけて、120×150×650ミリの角材4本になった。


ここから細工の加工になる。 

 蟻ホゾのテーパーが15度なので、7.5度の定規を作る。この定規を使って板に確認用の蟻溝を作った。

 


  

脚材の蟻ホゾを同じ定規を使って加工する。

 

 

加工が終わったら先の確認用の蟻溝に入れて確認する。その後面取り。

 


蟻組みだけでは心配なので、補強用にアームを組みこんで、ねじ止めをすることにした。
足にほぞ穴を加工し、アームにホゾを加工して組み込む。



ウレタン塗装をして完成。

 納品では、お客様に手伝っていただいて、重い天板を裏返して脚を組み、やっとのことで再度ひっくり返し、テーブルとして据えるつけることができた。


 

 体力的に大物は敬遠しているこの頃だが、お客様の喜ばれる姿に会うと、やりがいがありますね。

 

 

2026年5月19日火曜日

天気に恵まれた須坂森の中のクラフトフェアーでした。

  天気に恵まれた須坂アートパークでの二日間のクラフトフェアーでした。

クヌギやコナラなどの高木に囲まれた深山工房のブースです。5月とは思えない暑さが叫ばれる中でしたが、快適な2日間でした。






   林の主でしょうか、青大将がクラフトフェアーの賑やかさに戸惑っているようでした。


 虫や木や花を見ながらアートパークの中や周辺を散策するのも楽しみでした。




 

  天気にも恵まれ、多くのお客様や出展者との交流ができ、靴ベラや楊枝の製作体験も楽しんでいただき、私たちも一緒に楽しませていただきました。ありがとうございました。

 

 

2026年3月30日月曜日

テーブル納品

  年明けから製作を進めてきたテーブルを納品した。

幅200cm奥行き80cm×高さ70cmで、深山工房としては最大級の大きさだ。

天板はカツラ、脚はナラ

お客様のお宅への搬入は少し難しかったので、分解して搬入後再度組み立てた。


天板と脚は駒止め
脚は込栓で結合



簡単に分解できる構造のおかげで順調に運ぶことができた。


一息ついていたら、工房の周りに春の花が咲き始めた。

アズマイチゲ


2026年2月8日日曜日

白樺の木で作品

 数年前の八ヶ岳クラフト市に出店の折、東京にお住まいの方から「実家で両親が植えて大切にしてきた白樺の木が少しずつ枯れてきているので、伐採することになった。その木を使って何か作れないでしょうか」とのお話をいただいていた。そして昨年の秋、そのお客様の思い入れのある白樺の木を預かり、相談を重ねながら幾つかのものを作ってきた。 今回、ようやくそれが完成したので納品させていただいた。

 

丸太半割と角棒貼り合わせの座板のスツール

 

胴芯がうろの丸太の小口に板で化粧

こげ茶色の辺材(角棒)を貼り合わせて座板に


掛け時計


置き時計、掛けてもok


もう一つ


樺を使って掛け&置き時計


もう一つ


いつの間にか立春を過ぎて、一昨昨日は春の兆しもあったのですが、

朝の氷点下10℃に負けず、
陽が登ったら、ちょっとだけ花開いた

今日は寒気が戻って、ここでも積雪。久しぶりに雪かきをした。


 

2026年1月2日金曜日

今年もよろしくお願いします。

 原村深山の新しい年が青空で始まりました。この青空のように明るく気持ちの良い年でありますように。

天気に誘われて、近くを散歩してきました。


近くの農業用の堤まで歩いてきました。堤の水は、さすがに全面凍っていました。


岸近くの水面の氷が面白い模様を描いていました。部分的に割れが入ったような、不思議な形ですね。



反対上流側

の水が流入する側の氷が部分的に白く変わっていて、こちらも変わった自然現象です。



その辺りには水神様の石碑があって、そこまで綺麗に草刈りがされていました。



堤から降りて、八ヶ岳が見たいと、もう少し足を伸ばしました。原村からは阿弥陀岳が立派に見えます。



もう少し行くと山全体が見えてくるのですが、今日はここまでとしました。


2025年12月27日土曜日

今年もあとわずか

  年の瀬もおし迫って、本格的な冬になってきましたね。ここ深山工房周辺もうっすらと雪が覆うようになってきました。



先日、長年工房前に設置しておいたイチイの丸太を小さく製材しました。直径70cmもあるイチイの木で、20年以上前に倒された木の一部で、諏訪あたりでは5番目に大きな木だったそうです。長さは1mに満たないのですが。





中心部分が空なので、両側からチェンソーで切断します


最後は楔で2つに割りました。


更に切断して積み替えです。


部分的に綺麗な材になりそうですが、何に使いましょうか?




とりあえず邪魔にならないように積んでおきました。


2025年10月13日月曜日

小さな展示台

 

 例年だと家の周りの樹々が色づいて、落ち葉が舞う時期ですが、今年は季節の進み方が大分遅いようです。


来週末18、19日にクラフトピクニックに出店し、靴べらと菓子楊枝の製作体験をします。




体験だけでなく、他の作品も展示したいと思い、小さな台を作りました。



なるべく軽くするため、キリの板を桜の木で端ばめをし、端ばめの木にネジ穴を開けて、足を4本組み付けます。





桐の板は強度が問題ですが、重いものを載せるわけではないので良しとしました。足を他のスツールなどと使い回しするため、簡単に組んだりバラしたり出来る様にネジにしました。桐では柔らかすぎるので、サクラの端ばめ材に組み付けるようにしました。


2025年10月10日金曜日

イチイ丸太の処理

  長い間工房の前に据え付けておいた直径、長さとも1m弱のイチイの丸太を処理することにした。20年以上前に平石の上に据え付けてもらったものの、なかなか使う当てもなく、飾っているだけで時が経ってしまった。
身の回りのいろいろを整理する流れで、今回このイチイも切って処理することにした。

中が大分ウロになっているようなので、まず縦割りにして半分にしようと思う。



刃渡り30cmの電気チェンソーで切れるところまで切ってみることにした。


切りやすそうな場所を選んで上端に線を引き、その両端から下に垂線をひき、それぞれの線に沿って切り込んでいった。

側面片側

側面反対側

まだ刃の入っていない部分があるので、ガイドバーの長いチェンソーで更に切断しようと思うが、今日はここまで。


2025年7月26日土曜日

高原の工房市と丸時計

 夏の高原の工房市に向けて小物づくりを少しづつ進めている。
10cmほどの丸時計を幾つか作ってみました。その一つ、



箸もアサダや黒檀を久しぶりに製作、木の葉の栞、菓子楊枝も充実してきました。








高原の工房市は8月12日(火)、13日(水)、八ヶ岳自然文化園で行います。