2026年8月1日土曜日

座卓を食卓テーブルに

   一畳余の大きな座卓を高さ70cmのテーブルにしたいというので、脚を作り替えることになった。

 脚は蟻ホゾで組まれたもので、次のものだった。 

座卓の脚

座卓の足の高さ30cm、天板の厚さ55ミリ。蟻ホゾで天板に嵌め込んであったので、同じ寸法の蟻ホゾを加工して脚を付け替えることにした。重量感のあるテーブルなので、4寸以上の角材を用意することにした。
適当な材料が無かったので、長年放置しておいたイチイの丸太から切り出した。

 

 

 手押し・自動と鉋盤をかけて、120×150×650ミリの角材4本になった。


ここから細工の加工になる。 

 蟻ホゾのテーパーが15度なので、7.5度の定規を作る。この定規を使って板に確認用の蟻溝を作った。

 


  

脚材の蟻ホゾを同じ定規を使って加工する。

 

 

加工が終わったら先の確認用の蟻溝に入れて確認する。その後面取り。

 


蟻組みだけでは心配なので、補強用にアームを組みこんで、ねじ止めをすることにした。
足にほぞ穴を加工し、アームにホゾを加工して組み込む。



ウレタン塗装をして完成。

 納品では、お客様に手伝っていただいて、重い天板を裏返して脚を組み、やっとのことで再度ひっくり返し、テーブルとして据えるつけることができた。


 

 体力的に大物は敬遠しているこの頃だが、お客様の喜ばれる姿に会うと、やりがいがありますね。