2025年5月30日金曜日

バンドソー修理

  DELTAのバンドソーを20年以上使ってきた。最近、時々動かし始めの動きがおかしいかなと思っていたが、今回スタートスイッチを押しても全く動かなくなった。



まずケーブルを疑い、電源プラグをチェックした。2本のうちの片側が外れかけていたので、接続をやり直したが、相変わらずスタートしない。

次にスタートスイッチを疑ったが、モーターとの関係がわからなかったので、モーターへの入力線を確認した。



下のボックスの前後のカバーを外すと、モーターのラベルと配線のボックスと思われるものが見えるようになった。



モーターの仕様と配線のラベル



モーター配線図


モーター上のボックスの2本のネジを外して蓋をとると、配線が見えて来た。




スタートスイッチとは2本の入力線と出力線で繋がっていて、スイッチは単純に電源を繋いだり切ったりしているようだ。


スイッチカバーを2本のネジをマイナスドライバーで外すと、抑えの金具がある。




更に六角のネジ受けネジをペンチで回して取ると、抑えの金具が外れ、配線とスイッチの動作部分の箱が出てきた。




スイッチの配線部が見える。


テスターで接続をチェックすると、スイッチを入れた状態で、ひとつは接続しているが、他のひとつは接続が確認できない。よく見ると、接点の板が折れていた。





下のパーツの接点のひとつが短い


 長年の使用で疲労破壊したと言うところでしょう。
銅板を半田付けして接点の板を長くして、接触するようにした。

組み直すと、無事機能を回復して、めでたしめでたし。



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