2020年5月16日土曜日

初夏の花と一輪挿し

 5月も半ばになって、新型コロナウィルスも少し下火の様相ですが、季節はどんどん進んでいきます。去年の冬は暖かかったせいか、新緑の進み方も例年より大分早いです。


 今年はズミ(小梨)の花がどの木にも盛りで、こんなに沢山のズミの木があったのかと思うほどです。

 ズミにしては花が白いと思って見にゆくと、どうやらエゾノコリンゴのようです。今年初めて気づきました。

ウワミズザクラもあちらこちらで咲き誇っています。花が咲くと、あ〜ウワミズザクラだったんだと気づきます。


春先に見る咲き始めの一輪は大きな感動ですが、新緑の中の林いっぱいに咲くニリンソウも爽やかです。

 林に咲くホソバノアマナとオオヤマフスマをいただいてきて、作りたての一輪挿しに活けてもらいました。
一輪挿しは、10cmほどの径のイチイの枝を旋盤で球形にして半割にしたものです。仕上げに彫刻刀で彫りを入れていますが、白太と中の赤みの調和が絶妙です。
参加を予定していた各地のクラフトフェアーも軒並み中止ですが、この季節に野の花とともに見ていただきたかったのですが。

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