2024年5月4日土曜日

高原の工房市

天気に恵まれ、」八ヶ岳自然文化園での高原の工房市初日でした。

山桜が満開

 

ピクニック広場でスタート


深山工房


2024年5月2日木曜日

生木で椅子作り2

 これからは個々の人の作業だ。
粗取りした椅子の材料を削り始めた。後ろ足から始めた。

両小口に45mm角の寸法を捻れなく取るように墨を描く。両側の線を繋ぐ面が途中で欠けないことが必要だ。

45mmの角材になるよう水平線を引く


45mmの矩形になるように縦線を引く。
矩形の残りの線もひく。


両小口に矩形を描いたら、それらを繋ぐ面を描く

最初に柾目の面を2面をはつった。

削りとる面を二本の線を目安に切り込みを入れる。

ナタではつっていったけれど、素材が大きかったので鋸の切り込みに沿ってナタを入れて割ってからはつった。ノミで割るのも良いかも。

板目面は元の図面は平面だけれど、木取り材の下の形の具合からやや曲面に加工した。

更に銑で削って、面を綺麗にする。

銑で逆目が荒れているのを南京かんなで仕上げた。

前足も同様。

両小口に四角の墨付けをして、側面に加工する線を引く

加工面に鋸で挽き目を入れ、ナタで割りながら粗加工をする。
加工材を固定することが安全に作業する上で重要なので、手持ちの道具を駆使する。

あとは、銑と南京鉋で削って面を整えて足の形状加工は終わりになる。


2024年4月13日土曜日

生木で椅子作り

  昨年末に敷地の中の太いトネリコの木を伐採した。


伐採したトネリコは直径50cmほどで、木目が比較的素直で木工の素材には良い材料だった。有効利用できないかと話すうちに、仲間で椅子作りをすることになった。
グリーンウッドワークという木工の技術が一部で脚光をあびているのですが、機械に頼らず手作業を楽しむという趣旨なのです。


作る椅子は「ゴッホの椅子」由来の椅子。


まずは、一番長い後ろ足のサイズ90cm程に玉切りした丸太を割って、部材どり。
楔を駆使して、必要寸法が取れるように角材を割る。


参加人数分の後ろ足の部材が揃った。


このあと、前足2本、座枠4本、背板3本、貫8本を取りおえて、1日半の作業が終了した。





2024年4月1日月曜日

一気に春

 つい先日まで雪掻きに追われていたのに、家の周りの雪がすっかり消えて、小鳥が巣箱を覗くようになりました。我々も春先の仕事に追われます。

年末に玉切りまでして、雪に埋もれていた丸太が目障りになってきました。早く薪割りしろと言っているようです。


延び延びになっていた薪小屋の作り直しも、どうにか一つ済ませることが出来ました。


家の中で育てていた野菜のポット苗がだいぶ芽を出して、ハウスでの世話に追われます。


そんな中、アズマイチゲが花を開き始めました。工房周辺では福寿草を除いては、いの一番に春を告げます。


野の花ではないのですが、小ぶりの水仙も花ひらきました。


ダンコウバイの蕾も大きく膨らんでいます。



自分の体も春モードです。外に出かけるべしと要求しています。

そういえば、頼んでいたザック=バックパックが出来たよと連絡があり、受け取りに行ってきました。近所で、手作りでバックパックを製作・販売されているローランさんのものです。
KS ultralight gear  https://www.ks-ultralightgear.com/

お願いしたのは、軽いハイキングやキノコ刈りなどに都合が良いサイズで、使っているビクが収納できる大きさです。その割に小さくも使えたり、軽いにもかかわらず使い勝手が良いようにいろいろとデザインしていただきました。いろいろな種類の商品の中のImo packのアレンジです。


早速近くの野山に出かけたいものです。



2024年3月15日金曜日

春の彼岸も間近

 工房周辺では、毎週のように雪掻きが続いた数週間。まだまだ朝方の冷え込みは厳しいが日中の日差しは日毎に強くなってきた。

南面の雪が消えたところに福寿草が満開、スイセンも花芽を伸ばしてきた。


 

蕗の薹の蕾が一輪。




冬の間に少しづつ進めた和室のリフォームの作業が扉をつけて一段落した。
中段は扉だが、上下は引き戸とカーテンにした。

戸の鏡板は桐の薄板、欠点の目隠しに木の葉の栞を貼り付けた。


扉は両開きの戸と折戸

家の周りの雪が消えれば薪作りの作業が待っている。