2020年4月25日土曜日

桜の季節

資源物を出しに区役所の回収ボックスに行ったら、桜が今を盛りと満開でした。


深叢寺への道が桜のトンネルですが、ここでも新型コロナの影響が。。。
境内へはご遠慮ください。

我が家ではニリンソウが大分花開いてきました。開きかけの淡いピンクの蕾がなんとも言えません。

砂利道に見つけたヒゲネワチガイソウ、もうちょっと花期が終わろうとしていますが。

農作業は新型コロナに拘わらず進行中。苗から育てた春蒔き玉ねぎを植え付け、籾殻薫炭のマルチを被せています。(大分風に飛ばされますが)

 

2020年4月16日木曜日

2連コンポスト

 緊急事態宣言が全国になるようで、長野県も総てに渡って行動しづらくなってきました。各地のクラフトフェアーも軒並み中止になって、参加するイベントが当分の間なくなり、深山工房の仕事も縮小です。おかげで、家の周りのメンテナンスにじっくり取り組めそうです。

10年余使ってきたコンポストが大分傷んできたので、新しくすることにしました。


倒木のまま転がっていたカラマツを刻んで、柱にし、板を差し込んで箱にします。


 台所くずが溜まった時は数ヶ月堆肥として熟成させるため、二連のボックスになっています。壁の一面はスライドさせて上半分を取り外し可能です。こうすることで、フォークでの撹拌が楽にできます。時々米糠を混ぜてやることで発酵を促進させています。


屋根は台所くずを入れるのに頻繁に開け締めするので、軽く持ち上げて操作できるよう、かつ風に飛ばされないよう、片側を本体に引っ掛け、操作側をゴム紐で本体にひっかけて固定です。


そうこうするうち、季節はどんどん進んでいきます。春の野草が次々に花をつけていきます。今朝はカタクリが一輪開花しました。

ニリンソウも小さな花が地面にに接するように咲き始めています。


2020年4月8日水曜日

早い春とウイルス

 人の世の騒ぎに関わりなく、深山でも今年は例年になく早い春が訪れています。
スイセンやアズマイチゲが賑やかになってきたと思ったら、ダンコウバイが黄色い花をいっぱいに開いています。

 そろそろネギの定植をしても良いかなと、畝作りに畑に行ったら、梅の花が咲き始めていました。北アルプスと青空を背景に薄い桃色の花がきれいでした。



 春の訪れとは裏腹に新型コロナウィルスの感染対策で世界中が大変、日常生活の自重を余儀なくされている方も多いと思いますが、日頃の生活を見直す良い機会でもあります。
春爛漫というと、マスメディアの情報につられて大勢が集まる桜の名所や観光施設に行きがちですが、身の回りの小さな自然をじっと観察すると、今まで見過ごしていた驚くような世界が見えてきて感動することが多々あります。最近、キノコや苔などの観察を趣味にされる方が増えているようですが、まさに今まで目に入らなかった不思議な世界が開けてきます。生物多様性の大切さが叫ばれる昨今ですが、それこそこんなにも多様性に富んだ世界だったのだと気づきます。もっとも、小さな世界に限らず、身の回りの様々な動植物をよく観察すると、いろいろな楽しさが見えてきます。

 家の近くの村民の森に散歩に行たら、嫌われ者の外来植物オオハンゴンソウが若葉を出していました。食べられる野の花でもあるというので、まだまだ小さくて沢山集めるほどではありませんでしたが、ちょっとお浸し用に採集してきました。
 
わずかに見えているのがオオハンゴンソウ
早速、夕飯の惣菜にしてもらいました。食感と味は春菊に似てるかな?